
cosmos米国株投資家
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cosmos米国株投資家です
年が明けて、ようやく仕事モードになられた方も多いはず!新年に会社から貰えるものがあります。私は毎年、楽しみにしているものです。そう『源泉徴収票』です!今回は、源泉徴収票の数字の見方を解説していきます。
源泉徴収票とは
サラリーマンの皆様に掛かる税金は、企業が給与から天引きして税務署へ納めてくれています。前年の1月1日~12月31日まの給与所得の情報が書かれているのが源泉徴収票です。各企業により異なると思いますが、1月中には皆様に配布されます。源泉徴収票は、所得税について書かれています。住民税については、6月頃に通知が届き支払額がわかります。
源泉徴収票の見方
源泉徴収票の見方を参考例をもとに解説していきます。
各項目を色分して金額を入れています。
- 支払金額(赤)3,000,000円
- 給与所得控除後の金額(青)2,020,000円
- 所得控除の額の合計額(黄)930,000円
- 源泉徴収税額(紫)55,644円
- 社会保険料等の金額(黄緑)450,000円
支払金額(赤)3,000,000円
支払金額は、1月1日~12月31日までに受取った給与、残業代、賞与、各種手当等の合計額です。
ただし、交通費等の非課税対象の金額は含まれていません。
給与所得控除後の金額(青)2,020,000円
サラリーマンは、経費が使えないと思っている皆様、実は経費分を給与から控除してもらえるんです。それが給与所得控除後の金額2,020,000円
参考例では支払金額3,000,000円なので表の3段目に当てはまります。
3,000,000円×30%=900,000円
900,000円+80,000円=980,000円
給与所得控除の額は980,000円となります。
支払金額の3,000,000円から所得控除の額980,000円を引くと
源泉徴収票の給与所得控除後の金額2,020,000円となります。
所得控除の額の合計額(黄)930,000円
所得控除の額の合計額は、社会保険料とその他の控除を合計した金額です。
社会保険料には、
- 健康保険料
- 厚生年金保険料
- 雇用保険料
- 共済会費
- 介護保険料
などがあります。
源泉徴収票の黄緑の部分社会保険料等の金額450,000円になります
93万円になってないと思った方、ご安心を!
社会保険料とその他の控除があります
その他の控除の例は次のようなもの。
その他の控除の例は次のようなもの。
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
- 配偶者控除
- 扶養控除
- 基礎控除
今回の参考例は、独身で保険に一切加入していない人のようです。
しかし基礎控除は受けることができます。
この場合基礎控除480,000円が適用される!
480,000円+450,000円で所得控除の合計額は930,000円となります。
源泉徴収税額
源泉徴収税額(55,644円)とは、1年間に支払った所得税額のことです。
計算方法
(給与所得控除後の合計額-所得控除の額の合計)×税率
2,020,000円-930,000円=1,090,000円
課税所得金額は109万円となります。
課税所得金額は109万円となります。
課税所得金額109万円を下表で見ると税率は5%です。
しかし東日本大震災により復興特別所得税が2.1%掛かります。
通常の税率5%に2.1%がプラスされます
5×2.1%=0.105%
5+0.105=5.105%
5+0.105=5.105%
税率5.105%
1,090,000円×5.105%=55,644円となります。

おわり

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